バックステージはすごい
はじめに
バックステージの魅力をツイートしたかったんだけど、
「めちゃめちゃに長くなるし誰が望んでるんだ？」「バックステージが素晴らしいことなんてみんなもうわかってるでしょ」「有名で良いと知られているものをわざわざ良いってツイートするの、どう考えても当たり前のことすぎる」「大体私の書く文字は無駄なことが多すぎる」
などといったことでバックステージについて書くつもりはなかった、元々は。
だけども、たまたまTLに流れてきたフォロワーのあゆくらさんのはてなブログ( 覚え書きブログ)を読んでハッと思いついた。
いやこういうことこそブログに書くべきでしょ、と。
別にブログに書くテーマを探していたわけではないけど、ツイッターよりも割とどうでも良い、長々とした気持ちみたいなのをぶちまけるところだろ、ブログってやつはよ！と天啓を得た。
そうです。我、天啓を得たり！ってやつですね。(一部にしかわからないネタすぎる)
まあ私はツイッターでも1ツイート280字目一杯に書く女なので、基本いつでも長々とした思いをツイートしてるんだけど、それとこれとは別問題。
兎に角、天啓を得たからにはブログを更新しなくてはいけない。
1、2、3と続けば4と来るように、天啓を得たら即ブログ更新。
これは龍が如くでの世界では鉄則なので。
というわけで思うままに書いたからツイッターの比にならないくらい長い。
ここくらいでしか言えないし書けないので許してほしい。
バックステージ アイパレット ウォーム
私がバックステージ(のアイパレット)と出会ったのはたまたまで、買うまでは一切眼中になかった。
オンライン先行発売の頃からTLにはちょろちょろと上がってきていた気がするけど、確かその頃あんまりツイッターを見ていなかったので、存在は知ってさえいても特別欲しいだとか思っていたわけではなかったというわけ。
でもだからと言って、現物を見た時もめちゃくちゃに惹かれたわけではなかった。
丁度、エム (@m_m_scream)さんと会った時に、なにか欲しいという理由で覗いた百貨店にポップアップストアが出ていて、テスターを触ってみたらなかなか可愛いし、ディオールなのに圧倒的安さ、お買い得過ぎる…みたいな感じで軽率に購入することになった。
その日、私はココミラでアイメイクをしていて、まあクール過ぎるというか強くなり過ぎるというかといった感じだったので、ココミラに似たような配色のアイシャドウが欲しかったというのもある。
冷静になってウォームがココミラと似ているかと言われれば特になんだけど、まあマットでウォームカラーのアイシャドウというだけで買う理由には十分だったよね。
TUもしてもらって可愛い〜！となったものの、この時点でもすごく感動したわけでもなかった。
それなりには感動したけど、でも愛してるよ…とまではいかなかったんだよな。
なんか好きだよ程度。愛ではなかった。
薄情なやつだ。
そんなこんなで、衝動的になんか欲しいからとりあえず買った、といった形での購入を経たウォームパレットを私はちゃんと愛せるだろうか…だなんて買って帰った日に家で思ったりしたんだけど、結果としては無問題だった。
まあこんな記事書いてるくらいだしね。
何が愛ではなかっただよ、ふざけないでほしい。
自分で使ってみてわかったけど、ウォームパレット、本当に使いやすい。
ベースクリームもついているし、マットとシマーとハイライトとスカルプディング(であっているのか？彫りを深くするやつね)もある。
そりゃあ9色もあるんだからそれぞれ色んな役割を果たす色があるわけだけど、名前の通りウォームトーンで統一されているので、適当に使ってもごちゃごちゃにならない。
朝の偏差値2の状態で色を選んでもいい具合にしてくれる最高の色たち。
自分で使ってみてすぐに好きになった。
なんていうか、眼鏡をかけた地味な女の子が、実は眼鏡を外したら魂消るほど美人だったみたいな気持ち。
書いていて伝わらなさそうな例えだと思うけど、兎に角、自分で使った時の使いやすさが圧倒的でびっくりした。
最高だよ〜〜〜〜愛してるよ〜〜〜〜〜〜！！
因みに私は下段の真ん中(OCHRE)が最愛カラーで、基本下段3色(NUDE、OCHRE、CHARCOAL)、もしくは下段真ん中(OCHRE)と上段の右(SCULPTING POWDER)とかのマットで揃えて下瞼のみ真ん中のシマーカラーを足す、という使い方が多い。
下段真ん中は本当に可愛い
大体、いい具合のオレンジさ加減にキュンときて、このOCHRE目当てでパレットを買ったので使用頻度は言わずもがな。
また後で書くけど、これとコントゥールパレットで合わせるのがグッド。
因みに一番好きなのはコントゥールパレット＋ココミラなんけど、それは次で話す。
ウォームパレットは暖かいけど暑苦しくない目元になるので、夏に本当に重宝すると思う。
やっぱりクアドリ316とかみたいなオレンジだと、ちょっと夏には目元が暑苦しくなりがちなんだな。
可愛いんだけど夏はね、暑いんだよな…。顔が…顔にある色が全部暑苦しくなりがちなんだよ…。
だけどウォームパレットの、特にお気に入り下段での組み合わせは暑苦しくならない程度のオレンジブラウンな目元が作れて本当にありがたい。
もう少し寒くなったらクアドリ316と合わせても可愛いだろうな。
夢は広がるばかりだな。
あと、買った当初はそんなこと想像もしなかったけど、左上のプライマーを大変気に入っている。
正直そんなにこのプライマーに関して期待してなかったんだけど、縁の下の力持ちですごく良い。
私は割と奥二重の幅にアイシャドウが溜まりがちで、アイシャドウベースを塗ってもあまり効果がないことが多いんだけど、このプライマーはすごい。
全然堪らない、持ちがいい。
こんなパレットの片隅にある癖に役立ちすぎて困っちゃう。
ディオールのアイシャドウベースが良いのか、このプライマーが良いのかは定かでないけど、ディオールのアイシャドウベースの購入も視野に入れるレベルで良い。
とにかく六千円程とは思えないパレット、天晴れ。
ウォームカラーが得意なイエベ秋ウォームと春ウォーム、私たちのためにあると言っても過言でないくらい素晴らしい。
でもそんなPCに限らずウォームカラーが好きな人はみんな買って損がないと思う。
だって一色700円くらいでしょ？アヴァンより安い…
私は毎日ツイッターでバックステージを買った人を検索していますので…、是非この喜びを分かち合いましょうよ…頼むよ……。
バックステージ コントゥールパレット
朝は時間との戦いで、実は私、デイリーメイクは超がつくほど適当且つ薄いので、コントゥアなんて普段は朝からしないんだよね。
ちゃんとした日や予定がある日はしっかりしていくんだけど、そんな日は多いわけじゃないので特に買うつもりもなかった。
ただ、ツイッターで見てしまったんですよ、アイシャドウにも使えるってツイートをね……。
私はこの手の配色に弱くて、しかもハイライトのツヤっとしたカラーとコントゥアのマットなカラー。
絶対にアイシャドウに使ったら可愛いし、可愛くならないわけがない。
実は最近、ココミラがクールになりすぎるということを気にしていたので、ココミラっぽい配色で、だけどココミラよりも黄みが感じられるコントゥールパレットにかなり期待して追いバックステージをしたという背景もあった。(バックステージなだけにバックグラウンドもあるんです。)
ウォームパレットを買ってからというものの、いいな〜ほしいな〜と思っていたんだけど、フォロワーの方々からの後押しもあり無事に購入。
推してくださった方々、どうもありがとう。
お陰で最高に出会えました。
やはりフォロワーの言うことは聞くに限るということですよ。
本来のコントゥアに関して言えば、私は左下がぴったりでシェーディングに持って来いらしい。
骨の下、骨の下ですよ！って顎から耳にかけての輪郭の影を強調することを強く言われた。
確かナーズのインケースの時に青木さん（で確かあっているよね…？）にもそう言われたな〜と思いながら、大人しくカウンターでゴリゴリされた。
青木さんは、骨の上にシェーディングをするとやつれて見えがちで、骨を際立たせる為に骨の下に影を入れることで、如何にもしてます！といった顔にならずに自然に影を入れることができる〜みたいなことを言ってた気がする。多分。
あとディオールのBAさんにゴリ押しされたのは、髪の生え際に右下をガッツリ入れることだった。
髪の中に！髪の中にですよ！っつってゴリゴリ入れられたわけだけど、確かに顔が小さくなる。
特に私みたいな、前髪を横流しにしてる人間は、髪を分けている間の髪の毛の中(これがめちゃくちゃ重要らしい)にガッツリ入れるとデコが狭くなって良い。
ただ髪の中でなく若干ずれた外にしてしまうと不自然になるらしいので要注意だということ。
そりゃあ顔と髪の境界線に濃い色がいきなりあったらびっくりするわな。
ハイライトに関してはライトカラーが肌に馴染みすぎて最早わからない。
いや、正確に言うとわかるんだけど、ハイライトをのせています！という肌に見えないというか、肌が綺麗に見えるというか。
私がイエベだから馴染みがいいのかはわからないので、その点に関しては他の人の意見を参考にしてほしいんだけど、さり気無いきらめきだけ残してくれるのでこの色だけ大きいのがほしいくらい。
スウォッチを見てもらえばわかると思うんだけど、ハイライトが馴染みすぎて映ってないでしょ？
私が夜に撮ったから全体的に写真が暗くて、ちゃんとスウォッチする気あんのか！というお叱りが各方面から飛んで来そうだけど、まあ雰囲気スウォッチなんで許して。
全体的にコントゥアとしてだけでも十分素晴らしい出来栄えで、正直なところ私はカウンターで恐れ慄いた。
これで更にアイシャドウにも使えるとしたら、いよいよ意味がわからないぞと。
でもそんな私の気持ちを嬉しくも悲しくも、普通に無視するわけですね。
このパレットは想像通り、みなさん仰っていた通り、アイシャドウにも抜群に使える。
すごい、意味がわからない。
バックステージってすごい！ディオールってすごい！
この4色、どう考えてもどの色の組み合わせでもアイシャドウとして抜群に可愛くない？
時計回りでも反時計回りでも良い。
ハイライトカラーを使わず、ウォームパレットの下段と合わせても良い、なんならココミラと合わせても良い！
何と合わせても良い！！何と合わせても良いんですよ！！！！
上の方でちらっと書いた通り、私は最近、ココミラがクールになりすぎてどうしたもんかなという悩みを抱えていたんだよね。
クールになりたい日はいいんだけど、優しさが足りない気がしてた。
でも優しくなりすぎても嫌だから、どうやってこの課題を克服しようかなと思ってたところだったわけ。
でもそれもこのコントゥールパレットを買ってからは霧散して消えた。
オメデトウ！ありがとう！
この画像を見てみてください。
ココミラとコントゥールパレットを比較して、下二段以外は似たような色を比べて塗ってるものを用意しました。
お分かりでしょうか？
そう、コントゥールパレットはココミラに比べて黄みが強い。
下記に比較した感想を載せておくね
・ハイライトのライトカラーとココミラ左上。
私の肌にライトカラーが馴染みすぎているということもあるんだけど、ココミラは色自体が明るいのに比べて、ライトカラーは馴染んでいるけど光が当たったら艶めく。
ぱっと見て似た色だなと思うものの、全然違う色だったので、シーンに合わせて使い分けできるね、やったね。
・コントゥアのライトカラーとココミラ右上。
ココミラ右上は全アイシャドウの中で一番好きな色なんだけど、コントゥアのライトカラーと似てる。
似てるけど、ココミラの方が発色が強い。
ココミラはちょっとで抜群の発色だけど、コントゥアの方はココミラほど少しで色が強いわけでない。
そして、コントゥアの方が黄みが強い！
・コントゥアのディープとココミラ左下
ココミラ左下は青み(ローズっぽさ)を感じるのに対して、コントゥアのディープはザ・赤茶といった感じ。
私はココミラの左下を使い熟すことがなかなか難しく感じてたので、コントゥアのディープの色出しがすごくありがたい。
正解かは全然わからないけど、コントゥアのディープはイエベ向き、ココミラの左下はブルベ向きみたいな気がする。
わからないけど確実に言えるのは、私にはコントゥアのディープの方が合うということだけ…。
・ハイライトカラーのディープとココミラ右下
これに関してはまあ余ってたから合わせて塗っとくかみたいな気持ちで塗ったのでついでなんだよな。
特にこの2色は似てもないのでコメントすることはないです。
普通に文字入れしてからこの2色入れる必要あったか…？って思ったんだけど、ただ撮り直すのも面倒だったので…。
コントゥールパレットでのアイメイク、私は反時計回りが好き。
ウォームパレットでのアイメイクは暖かみがある目元になって、コントゥールパレットは自然な陰影といった感じになる。
ココミラと似たような配色で、且つより黄みが感じられるだなんてなんて素晴らしいんだろう…。
ウォームパレットよりも個人的にはコントゥールパレットの方がお得だと思う、いろんな意味で。
やっぱりBAさんも、バックステージの人気はすごいけど、コントゥールとそれからチークパレットが人気って言ってて、なるほどなって感じ。
そりゃあみんな買うよ、こぞって買うよこんなに使えるんだから。
みなさんも買おうよ、私はウォームパレット同様、コントゥールパレットを買った人がいないか日々ツイッターで検索してるよ…。
この喜びを分かち合いましょうよ…。
最後に
ところところ重複したことになるけど、バックステージの良さって何より価格が恐ろしくお買い得なところにある。
アイシャドウパレットは6千円だし、コントゥールパレットなんて驚き5千円。
合わせて諭吉と英世2人くらいでお釣りが来る。
意味がわからない。
だってディオールだぜ？リップ一本四千円のディオールがあと英世を一人足すだけでコントゥールパレットが買えるの、世界線が歪んでない？
驚きのプライスな上にこんなに使えるとくれば、良いところしかなくてびっくりする。
ありがとうだよ本当に…買わない理由がないよ…。
ベーシックな顔が作りたければ、バックステージのウォームパレットとコントゥールパレットを買えばオッケー。
面白みがあったり旬であったりだとかはしないけど、薄化粧風の厚化粧を目指している人間こと私にはぴったりのセット。
アイシャドウなんてこのバックステージのセットとココミラがあれば生きていける。
欲を言えば、クアドリ316とスラバヤにイゾルデも欲しいけど。
まあそれでもバックステージのセットとココミラがあれば生きていけるはず。(多分ね)
何はともあれ、バックステージは大変に良いお買い物だった。
今年私がベスコスを決めるとするなら絶対に入れる。
ココミラも今年買ったので堂々たる一位とはならないけど、間違いなく同率一位にはなる。
ありがとうバックステージ、ありがとうディオール。
私はこの夏あなたたちと生きる、愛してるよ。
