パワーマットリップピグメントでロマンをぶち壊せ
毎度思うけど、百貨店の開いている時間に予約して引き取りに行くの、時期によってはかなり厳しくないですか?
いや確かにあまり営業時間が長いのも良くないとは思うんですけどね。
20時ってそんな…困るよ…といつも思いながら、閉店間際の百貨店に駆けつけるのがお決まりです。いや本当にすいません、各方位に迷惑な客で。
今回の限定は、輝かしいラメで話題を掻っ攫ったフルビニールが人気だったけど、私は俄然パワーマットリップピグメントが好きなんですよね。
いやあ、パワーマットはすごいよ。
ちょっとロマンに欠けるけども。
最愛と言っても過言ではないパワーマットの新色が出ると聞いて、ウキウキで予約し、折角だしその話でもするかと思ってこれを書いてます。
前回、天啓を得たことによりブログの有効活用をしよう!という算段です。
この前と同じように、思うがままに書いているのでかなり長い。
(*無駄話を飛ばしたい人は、下のもくじから気になる色番を選んでくださればと思います)
- 落ちるからこそのロマン
- 手持ちのパワーマットたち
- 2786 Vain (新色)
- 2780 Somebody to love (新色)
- 2760 Slow Ride
- 2775 Done it again
- 2772 American woman
- 2760・2780・2772の比較
- パワーマットの塗り方など
- ロマンをぶち壊せ
落ちるからこそのロマン
これだけは言っておきたいんだけど、私はパワーマット に出会うまで、口紅にはロマンを追い求めていたんですよね。
巷で流行りのキスしても落ちない口紅(所謂ティントってやつ)とかね、あれね。
あれは断じて許せなかったんですよね。
だって口紅は落ちるからこそロマンがあるんだよな。
落ちない口紅という謳い文句に全く惹かれるどころか、情緒がないとまで思ってた。
なんにもロマンをわかってない。ロマンをわかってなさすぎる。
口紅、リップにはロマンがあるのです。
だってココ・シャネル大先生も言っているわけですよ。
「口紅は、落ちる過程にこそ、ドラマがある」
綺麗に化粧を施された顔を乱される行為が良いのでは?キスしたら相手の唇に口紅が滲んで欲しいじゃん、それを指で拭って欲しいじゃん。
そんな感じで(夢小説育ち現腐女子の人間である)私は、どうしてもロマンを追い求めてしまいがちだった。
仕方ないね、オタクって奴は。
だけれども、まあロマン云々は綺麗事で、実のところ、落ちないを謳うティント系のものって残る色が蛍光色で青みだからという理由もあった、勿論ね。
だって私の顔面には蛍光色や青みが(PCや目指す雰囲気もあって)違和感すぎるので…。
長時間経った後に鏡を見たとき、えっバブルからトリップしてきましたか?みたいになってしまう(そこはかとない夢豚感)。
そんな想いを、過ちを繰り返したくない。
これは私だけじゃないはず。
以上のロマンがない・落ちた色が蛍光色という理由で落ちない口紅を避けていたんだけど、パワーマットに出会ってそれが覆された。
すごい!すごいぞパワーマット!
しかも色出しも最高ときた。
フランソワ本当にありがとう商品ですね、本当にありがとう…。
嘘でもなんでもなく、週5でスローライドを使っているので人生の化粧品と言っても過言ではない。
とにかく今までで出会った口紅、リップの中で一番気に入っているので、多分みんなもう既に知ってて買ってるだろうけど、買ってない人は買って欲しいし、買ってる人は違う色も買って欲しい。
ただ、私が流石にあれこれ喚いたところでパワーマットを買ってくれる人なんていなさそうなので、せめてこの気持ちを形にしたいという理由でこうして書いています。
長くなっちゃってるけど、暇つぶしにでも流し読みしてくだされば幸い。
手持ちのパワーマットたち
今回の限定は、#2786 Vainと#2780 Somebody to love。
そして私が既存で持っているのは、#2760 Slow Ride、#2775 Done it again、#2772 American woman。
限定を合わせると持っているパワーマットは5色となりました!やったね!
4色も揃うとNARSの文字が作れるんだね。
もう既に長いと感じてる方が殆どだと思うけど、これより以下は一色ずつ色の話をしていくよ。
それから、パワーマットはフランソワの遊び心によって70年代のロックミュージック・ロックソングをモチーフに作られているらしく、今回のブログでは(どうせ長くなるんだし)そこにもちょっと触れて味わっていくよ!
17年に出た既存の色は間違いなく曲があるんだけど、多分今回の新作の分もそうなはず…。
いやだってSomebody to loveがあるし…多分…多分ね…。
2786 Vain (新色)
Vain:自惚れの強い、虚栄心の強い。
これは曲が見当たらなかったので、単語の意味をあげておきます。
いや〜この色がこの名前ってところがさ、完全に惚れるよね。
公式ではBrick red、レンガ色らしいけど、実際出したら普通に彩度も高いし真っ赤だし、あんまりレンガ要素は感じられない。
何なら私の唇だと若干青く出る(ような気がする)。
レンガとは一体何なのか。
多分、既存の(スターウーマンあたり)と比べるとブラウンっぽいんだと思うけど、公式の画像と思っていくと実物を見たりTUをした時に度肝を抜かれる。
もし公式の色が素敵!と思って見にいくのであれば、そこのところはちょっと肝に命じていった方が良いと思う。
かくいう私も予約時にTUで見せてもらってびっくりした。
えっ…彩度…みたいな具合に。
ただ、元々パワーマットというプロダクトを気に入っていて、そろそろ赤系も欲しいな〜と思っていたところだったので、丁度よくありがたかった。
どうもありがとう、フランソワ。
あとBrick redっていうから、個人的にレンガ色っぽいと思っているMACのチリと比較もしたよ。
う〜ん。レンガ色っぽいのかもしれないけど、レンガ色を求めるなら俄然チリかな。
まあすごく青転びするわけでもないし、赤系は何かと使えるのでね。
可愛いし、何より名前が最高に良い。
なのでオールオッケーです。
2780 Somebody to love (新色)
いや〜これも名前が狡いよね、なんだよSomebody to loeって。
Queenじゃないですか、もうなんだよ〜なんなんだよ〜〜!
愛にすべき人、Queenの曲と同じように意訳するなら愛にすべてを。これがその色だとするとなんてロマンチックなの…私そういうの大好き……。
フランソワはデュオの色が地名だったりと、グッとくる名付けのセンスだけど、これは群を抜いて良い。
Somebody to love、この色がただのピンクローズじゃなくて本当に良かった。
愛のままならない戸惑いや飢えが綺麗に表現されたこの歌の色が、くすんでいて、濁っていて、だけどちゃんとピンクとまでは言えなくてもローズカラーであることに安心したし泣きそうになる。
渋すぎず、明る過ぎず、絶妙な色具合。
苦さもありつつ愛を歌い上げたこの曲にぴったりだよフランソワ…。
良ければ曲も聴いてください。
讃美歌みたいで綺麗だけど、中身は人間らしい欲求を少し哀愁を込めて歌ってあるものなので。
そろそろ色の話をします。
色は2760 Slow Rideと2772 American womanを足して2で割ったような色。
ローズブラウンという色らしいよ、お洒落ですね。
丁度いい塩梅でブラウン。
時間の経過と共に若干の青みは感じるものの、まあさほど気にならないかな。
指でポンポン塗りをするとスローライドはオレンジっぽく出るのに対して、これはローズさを保ってくれて、唇が落ち着いたレディになる。
私は口元をローズ系にすると他のポイントメイクが限られがちなんだけど、これはそれがないので大変助かる。
パワーマットではスローライドの次に使う頻度が多い。
だって使える子なんだもの!
ヌーディなリップにすると唇がぼやけてしまうけど、パッキリとしたブラウンもな〜という日におすすめです。
ポンポン塗り+ヴァセリンだと、さりげなく唇を染めてくれて、且つ元々こんな唇の色ですよ〜みたいな顔ができて最高です。
ありがとう、最高だよ。
因みにウォームクリスタルを合わせても最高です。
ありがとう、最高だよ。
2760 Slow Ride
大好きだよ〜〜〜!リップ系の中で一番好きだよ〜〜〜!
安心と安定、最も信頼の置けるリップことスローライド。
とにかくリップに迷ったらスローライドをつけておけば解決する。
ロマンに欠けるということと、パケの汚れが取れにくいということの2点を除けば百点満点。
でも色出しが最高なのでそんな欠点は欠点にならない。
つまるところ、なんだかんだ言って最強のリップ、スローライド。
本当にこれがないと生きていけないというくらいに使う頻度が高い。
辛うじてまだ1本目を使っているけど、結構前に入り次第購入ということで予約をしていた2本目も受け取り済み。
2本目も温まってる状態。
リップの塗り直しができないという時も、飲食しても色が残っていてほしいという時も、お洒落に決めたい時も。
春も夏も秋も冬も。
オールシーン・オールシーズンで使える優秀な、兎に角、勝負ごとに強いリップ。
あんまりPCの話を持ち出すのもどうかと思うけど、多分ポンポン塗りが秋春の私にドンピシャで合う上に雰囲気にも合っている(気がする)。
お直しの余裕がある時は、ヴァセリン+ポンポン塗り、もしくはポンポン塗り+ウォームクリスタル。
お直しの余地がない時はそのままポンポン塗り。
個人的にはちょっと湿気った唇が好きなので、日常で使う際は基本ヴァセリンかウォームクリスタルを併用しているよ。
因みにスローライドはフォガットが歌った曲らしいんだけど、色々調べていると、スローライドは派生した言葉らしいことが書いてあった。
自転車から派生したらしく、意味としてはSlow Ride≒Slow life、ゆっくりマイペースにいこうぜという意味。
音楽を表現する言葉を持っていないので、wiki先生の言葉を借りると、土臭いハードなブギー・サウンドが特徴らしい。
う〜ん、まあ土臭いというか、どこか昔のロックさは感じられるのはわかる。
ハードロックカフェ辺りで流れてそうな感じ。
にしてもこの曲がこの色になったかと思うと、ふ〜ん…やるじゃん…と越前リョーマにならざるを得ない。
自分らしくいこうといったら意味が込められたリップが最高の色出しだなんて、本当に最高だよフランソワ。
唇にスローライドを乗せて、人生もスローライドでいくことをここに誓う。
2775 Done it again
見ればわかると思うけど、かなり使いどころが限られるリップ。
正直なところを言うと1/3くらいのサイズで十分だよね…ニュアンスチェンジくらいにしか使わないからね…。
そりゃあ毎日がハロウィンだったら使うかもしれないけど、ハロウィンは一年に一回な上に、別に私自身ハロウィンにこんなリップにするタイプの人間ではない。
というわけで、まあ持て余してると言えば持て余しているんだけど、チョンっと乗せるくらいであれば意外に秋冬に使えて便利。
春夏に使っていた少し彩度の高いリップの彩度を落とすのに役立つ。
ただ、ちょっと置くだけでかなり色が深くなるので加減が難しいところではある。
わざわざ撮ったので見ればわかると思うけど、これだけで塗ったらマリリンマンソンになる。
最早似合う似合わないの次元ではない。
MACチリやNARSのTATIANAと合わせて使うと可愛いけど、ほんとちょっとだけでいいから、合わせる時は気をつけて。
またこのDone it againはグレイス・ジョーンズ、伝説の黒人シンガー兼モデルの曲。
今でいうリアーナみたいな感じの人が歌った曲ということ。
元々Slave to the rhythmを知っていたので、あ〜この人か!と思った。
最先端でド派手なファッションに身を包んだ人の歌だと思えない、しっとりとした歌がDone it againなんだけども、グレイス・ジョーンズの肌色とクールで力強い女性さを表現された色がパワーマットのDone it againなんだなあと納得する。
きっとこの色出しは、グレイス・ジョーンズみたいに周囲の目なんて気にせず、たまには強烈で個性的なファッションをしようよってことなのかもしれない。
ちょっとハードルは高いけど、それはそれで面白そうなので是非トライしたい。
2772 American woman
アメリカンウーマン、こうしてみるとそうでもないんだけど、唇に乗せると結構青みっぽく出る。
ただやっぱり色は抜群に可愛いので、ちょっと青っぽいけど気になって、パワーマットが出てしばらくしてから追いピグメントとして買った。
私は青みがあまり似合わないので、時間の経過と共に強く出てくる青みを考えると、パワーマットの中では使用頻度は低い。
だけど、イエローグロスやピコのれもんと合わせると黄味がプラスされて、更にはちょっと湿気った唇になってとても好きだった。
まあピコのれもんは無くしたんですけど。
因みに、私がアメリカンウーマンをよく使うのはすっぴんの時です。ワハハ
いや本当の話、アメリカンウーマンを薄く伸ばした色がすっぴんの唇の血色をかなり良くしたものと同じなんだよね。
唇が死人みたいだから、すっぴんでコンビニとかに行く時でも、無駄な足掻きとしてリップだけは簡単にして行くんだけど、その時にアメリカンウーマンは役立つ。
ここまで書いたものの、可愛いとは思ってるのにいまいち活かしきれてないところがあるから、正直あまり書くことがなくて申し訳ない。
あ、アメリカンウーマンはレニー・クラヴィッツのアメリカンウーマンから来てるんだと思うんだけど、あれはなんというか、別れの歌というか、いまいち私自身説明しにくい。
アメリカンウーマンで歌われている女性はアメリカンウーマンでない説もあるっぽくて、なんともパワーマットのアメリカンウーマンに繋げにくい感じだった。
引き続きYouTubeも貼っておくので、何か解釈があれば教えてください~!
2760・2780・2772の比較
今回の新作で出たSomebody to love、もう既に書いたんだけど、スローライドとアメリカンウーマンを足して2で割ったような色なんだよね。
どっちもを良いとこどりしたみたいな。
というわけで、ちゃんと比較画像も撮ってあるのでちょっと見てみてください。
やっぱりこの3色が並ぶと可愛いな!
本当に可愛いな!流石だな!
まあ唇に乗せるとやっぱり色も変わってくるから、私が唇に乗せた画像を用意しておけば親切だったんだろうけど、ちょっと流石に面倒で辞めてしまったんだよね。
あんまり参考にならない雰囲気スウォッチで申し訳ないです…。
全部オシャレな色だから、何がどうとかいまいち説明しきれないところはあるんだけど、強いて言うなら、
スローライド=ここぞで決めたい時
サムバディ〜=レディさを出したい時
アメリカン〜=女っぽさを出したい時
こんな感じかな〜。
わざわざ引用した割にはアバウト過ぎて申し訳ないんだけど、何となくは伝わってほしい。
サムバディ〜はシティーハンターの野上冴子で、アメリカンウーマンはルパンの峰不二子みたいなね。
多分全く伝わらない例えだとは思うんだけど、私の中でレディさと女っぽさの区別を上手く言えないからこれ以上足掻くのはやめます。
まあほら、どれが似合うとかはその人に寄るし。
3色とも似てるけど色はちょっとずつ違うし。
一本でオシャレを気取ることができるには変わりないし。
是非3色とも揃えてそれぞれ味わってみてください。
パワーマットの塗り方など
個人的にだけど、パワーマットは総括してポンポン指塗り・筆塗りとかの方が良い具合になる。
今回のブログに載せてる画像はみんなポンポン塗り。
それから、私はヴァセリンで唇に油分を乗せてから、パワーマットを指でポンポンするのが好きです。
油分があるとマットになりすぎず、色も調節しやすくて大好き。
ただこの方法だと通常に比べて落ちやすくなる(当たり前だよ)。
確か去年の秋頃、パワーマットが出た当初はBAさんに、「パワーマットはこのスパチュラが優秀なんです!固くてリップラインが取りやすくて〜」と説明されて、買ってから暫くは実行してたんだけど、それをしたら色が濃く出すぎるんだよな。
スローライドをスパチュラでリップライン取るように塗ったら、バチバチのマットになる上にブラウンみが強くでて割とどす黒くなる。
私はどの色でもバチバチに色をのせるのが好きなので!って方は良いんだろうけど、個人的にはほんと、指か筆がおススメです。
あとあと!
私がめちゃくちゃ好きなのは、クレドのグロス(ウォームクリスタル)と合わせて使う方法です。
別にクレドのグロスである必要はないです。
クレドのグロスが優秀なのでどうしてもクレドのグロスを推してしまうだけなので…。
パワーマットを指でポンポン塗りして、ウォームクリスタルを唇の真ん中にチョンチョン置いて、ンマンマする。
あまりにも擬態語が多すぎる説明になってしまったけど、大体ニュアンスは伝わるはず!
ちょっと湿気ったような唇になるので大変オススメ、ではあるんだけども。
ただこの方法って別にパワーマットである必要がないんだよな、普通に落ちやすくなるし。
なので、パワーマットで且つ相当気に入っている・他に代用できない色があれば是非お試しいただきたいところ。
ほら、スローライドとかサムバディ〜とか。
その2色はウォームクリスタルとの相性も抜群に良いので、どちらもちょっと色っぽくなれてハッピーです。
それから、パワーマットの何がすごいって、落ちた時に残った色が蛍光色にならないところだよね。
色がそのまま薄くなって落ちていく感じで、落ちないようなリップにありがちの青みが残らないところが百点満点。
落ちる際は他のリップ同様、ドーナツ型に落ちていくのは落ちていくけども、まあそれも落ちた時の話ですので…。
お直しは唇中央に色をチョンと置いて、指で色が薄くなっているところを叩いて伸ばすくらいでオッケー。
唇が染まるとはこのこと!って感じにリップがぬれて大満足です、手は汚れるけども。
ロマンをぶち壊せ
正直、私は最初の方に書いた通り、パワーマットと出会うまで口紅・リップにはロマンを求めていたんですよ。
まあパワーマットは落ちないを売りにしてたわけではないんだけど、でも落ちないってロマンがないからな〜とか思ってた。
パワーマットはこのスローライドの色出しが最高すぎて、それ目当てで買うに至ったんだけど、使い始めはやっぱり私のポリシーと反するから悩んだりした。
びっくりするほどしょうもない悩みだけど、自分の中でのポリシーを大事にする女なので、スローライドを褒める反面違和感がね…あったんだよな…。
だってロマンがないじゃないですか…落ちないって…。
でも、かれこれ一年くらいスローライド及びパワーマットを使って思ったわけです。
人生、そんなロマンがどうとか腑抜けたこと言ってられない、と。
だってさ〜〜!
この世にはロマンもへったくれもない口紅やリップの落ち方がごまんとあるわけですよ!
話しているうちに落ちたとか、暑いから飲み物を飲むとか!
口紅には落ちる過程にドラマがあるってココシャネル大先生も言ってるけど、ココ・シャネル先生だってそりゃあドラマのない口紅の落ち方もしてるよ、きっと。
私なんて常日頃ドラマのない落ち方ばかりですよ、頻繁にキスなんてしないんでな!
というわけで、パワーマットを使う際にロマンに関しては普通に諦めました。
いやだって落ちないの便利すぎるじゃん、楽すぎるじゃん。
もしかして、口紅がドーナツ型に落ちて汚い感じかも!とか思うことがないって素晴らしくないですか?
飲み物を飲んで、うわぁリップ禿げたかもと思ったら、思いの外禿げてなかったり全く禿げてなかった時、誇らしくないですか?
申し訳ないです、ココシャネル大先生。
私はパワーマットに負けてしまいました。
落ちない口紅・リップにはロマンがない。
でも実用性はある。一回知ったら離れられないくらいに。
現実世界に生きてるんだから、実用性は無視できない。
最早、ロマンがどうとか言ってられないんです。
口紅やリップにロマンを求めている人、残った色が蛍光色にならず、更には落ちにくいパワーマットリップピグメントはすごいですよ。
みなさんも、パワーマットリップピグメントでロマンをぶち壊しましょ。
だって現実世界はドラマのある口紅の落ち方なんてそうそうないし、ロマンを語るほど、現実は優しくもなんともないんだから。